がん治療の服薬管理ができるアプリを探して見つけました。おすすめです！
by たかにゃんさん

– 2024年11月9日
がん治療日記シェアアプリribbons（リボンズ）のユーザー「たかにゃんさん」へ、インタビューをさせていただきました！

ribbonsのダウンロードはこちら ↓

服薬管理ツールを探して偶然見つけました

早瀬：
本日はよろしくお願いいたします。
まず最初に、がん治療日記シェアアプリribbons（リボンズ）を知ったきっかけを教えてください。

たかにゃんさん：
私の場合、乳がんの再発がわかってステージⅣと診断されました。
そのためずっとがん治療を続けていかなければいけない、病と向き合っていかなければいけないとなった時に、「自分でしっかり服薬管理をしなければいけない」と考えました。

そこで、入力が簡単で見返してもわかりやすいもので、何か良いものがないかなって探していたんです。
その時たまたまがん患者向けのリボンズのアプリを見つけて、薬剤師さんが患者さんに寄り添うために立ち上げたものだと知り、試しに入れてみました。

そうしたら自分の性格にドンピシャだったんです！
がんの服薬の記録や管理に本当に使いやすいアプリで嬉しいです。

主治医の先生にもアプリを紹介しました！

早瀬：
そう言っていただけてとっても嬉しいです。
では、もしがん治療が開始される時に、医師や薬剤師からリボンズのアプリを勧めてもらっていたら良かったと思いますか？

たかにゃんさん：
そうですね、アプリを教えてもらえたら良かったなって思います。
むしろ私から二回目の診察のとき主治医の先生に“先生こんないいアプリがあるんですよ！体調の記録が共有できるんですよ！”と伝えました。　　

毎日アプリに記録、皆さんのブログが励み

早瀬：
そうだったのですね、ありがとうございます！
ちなみに今、どのぐらいの頻度で使っていただいていますか？

たかにゃんさん：
アプリは毎日使っています。
体温や体重などその時に自分で測れるものと、服薬管理、書きたい時にブログを書かせてもらったり、他のユーザーさんの情報を見させてもらったりしています。
がん患者さん同士のブログを見るのも支えになっているというのがありますね。

早瀬：
なるほど。他のがん闘病中のユーザーさんのブログ（日記）を見ると、励みになるというか、心の支えになると感じられますか？

たかにゃんさん：
そうですね、他のがん患者さんの日記や記録を見ると、自分だけじゃないって思えて、とても支えになります。
あと私は分子標的薬だけなんですけど、もっと大変ながん治療をされている方もたくさんいらっしゃって…。
ちょうど私の父が今、抗がん剤治療をしていて大変な状況なので、他のがん患者ユーザーさんも何とか頑張ってほしいと思いを込めて、たくさんスタンプを押しています。

リボンズの改善してほしい点は？

早瀬：
では、逆にお答えづらいところかと思うんですけど、がん患者さん向けのアプリとしてここは使いにくいとか、もっとこうしてほしいと感じる点はありますか？ぜひ率直なご意見をお聞かせいただきたいです。

たかにゃんさん：
以前、アプリのレビューにも書かせていただいたんですけど、タイムラインで表示される投稿者さんの順番がわかりにくくて、お一人の方がまとめて数日分が表示されていたり、下の方にいくと読んでいない方のブログがあったりして、時系列がわかりにくいですね。
（↑ バージョン3.1.0で最新投稿が上位に表示されるよう改修しました）

リボンズとX(Twitter)の使い分け

早瀬：
確かにそうですね、すみません。アプリ開発スタッフと共有させていただきます。
Xをご利用されているとのことでしたが、リボンズとの使い分けはどのようにされていますか？

たかにゃんさん：
ブログに関しては、Xではがんという病気や闘病中ということには一切触れていなくて、何となく弱い自分をさらけ出すのが嫌で、趣味のこととか日常のことを呟いています。
それに対してリボンズは、がんに関する漠然とした不安な気持ちや、弱い自分をオープンにできる感じで、文字数制限もないので心情をたくさん書かせてもらっています。

早瀬：
そのように使い分けされているのですね、ありがとうございます。
ここから西川の方からもう少し細かい点についてお伺いさせていただければと思います。