こんにちは。
Twitterアカウント名「にしかわ@がん患者さんのためのパーソナル薬剤師」の、薬剤師の西川です。
2022年8月10日でTwitterのアカウントを開設して3年が経ちました。
情報発信をする中で何度も挫けそうになりましたが、ここまで続けてこれたのは皆さまの支えがあったからです。
改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。
今回これからの活動について『3つのお知らせ』があります。
Twitterでは文字数が制限されるため、こちら(ブログ)に記載することにしました。
長文となりますが、ご覧いただけますと幸いです。
ブログを開設しました
これまでにも何度かお伝えしてきましたが、やっと「ブログ」を開設することができました。
ブログでは文字を強調するなど伝え方の自由度が増すこと、Twitterのように情報が埋もれてしまう事がないなどのメリットがあります。
記事の内容としては、Twitterで発信してきたワンポイントアドバイスのようなものを、少しずつまとめていきたいと思っています。
「Twitterでは情報が散らばっていてわかりにくい」
そう感じていた人にとって、必要な情報がまとめて入手できるブログは有用かと思います。
第一弾として「味覚障害の副作用対策」という記事を書いたので、ぜひこちらをご覧ください。↓↓
もっとこんな情報が欲しい、ここがわかりにくいなど、ご意見がありましたらTwitter等でお気軽にご連絡ください。
記事の執筆に関して、まずは私にしかわが行っていく予定ですが、今後は他の医療者の方や患者さん、専門家の方など様々な立場の方に参加していただきたいと思っています。
ただし多くの方に参加していただいても、あくまで目的は「がん患者さんに役立つ情報」に絞っていきます。
また「Twitterだから気軽に見れる」、「まとまった記事なら他にある」
といったご意見もあるかと思いますが、本ブログ(Ribbons Blog)では、
「執筆者と読者がコミュニケーションを取りながら記事を育てていく」というスタンスを取っていきます。
そのため、いただいたご意見やご質問などは随時記事に反映させ、ブラッシュアップしていきます。
より良いメディアへ、一緒に育てていってください。
(ブログの運用のルールについて紹介した、コチラの記事も良ければご覧ください。↓↓)
会社をつくりました
驚かれる方もいるかもしれませんが、法人をつくりました。
それには明確な目的があるので、お伝えしたいと思います。
まず、僕は「がん」という病気に対してずっと課題意識があり、それを解決するためには医療者個人の努力ではなく、「仕組み」を変える必要があると考えてきました。
課題とは、
例えば、学術大会へ行くと「がん治療は飛躍的に進歩しています」という言葉を聞きますが、実際の医療現場ではその治療(標準治療)を避けて、民間療法を選択する患者さんがいます。
例えば、「患者さん本位の医療を」と理念を掲げているのに対して、一人ひとりの患者さんに時間をかけることが許されない病院経営、診療報酬制度。
僕個人としても「スキルが活かせていない、患者さんと話す時間が確保できない」といったジレンマを抱えていたため、Twitterでの情報発信や、伴走型の相談事業「がんパーソナル薬剤師」の活動を始めました。
ですが、それも他の医療従事者と同様、個人の自助努力に過ぎません。
皆保険制度と社会保障費、出来高払いの診療報酬制度、薬価と医薬品供給、ドラッグ・ラグ、地域間格差、医療者の過労etc…。
今、日本の医療には多くの課題があり、そのしわ寄せが医療従事者、患者さんへ波及してきています。
このような課題を解決するための仕組みをつくるため、会社設立という手段を選択することにしました。
個人ではなく法人として活動することで、より多くの人に価値を届けることができると考えています。
組織として活動することで、より大きな価値を提供することができるはずです。
会社が大きくなれば社会へ影響を与えることができ、日本のがん医療そのものに貢献することも可能だと信じています。
そんな思いで、会社をつくりました。
今後の活動について
最後に、今後の活動についてお伝えさせていただきます。
①Twitterの情報発信について
これまでほぼ毎日行ってきたTwitterの情報発信ですが、その頻度を減らしたいと思います。
理由は上述のとおり、個人的な活動よりも「仕組みづくり」に力を注ぎたいからです。
ただし、「全く発信がなくなる」のではなく、今のところ2日に1回ほどの頻度で続けていきたいと考えています。
②がんパーソナル薬剤師について
薬剤師が専属になって治療に伴走するサービス「がん患者さんのためのパーソナル薬剤師」の活動を一旦休止します。
その理由は①と同じです。
これまでサービスを利用していただいた方は、「誰にも相談できずに困っている」、「闘病中の家族を支えたい」といった、強い思いを抱えている方がほとんどでした。
そのような方の力になれたことを光栄に思いますし、今後はそれができなくなることを心苦しくも思います。
しかし、より多くの人の支えになるべく、別の方法でしっかり価値を提供していきたいと思います。
③仕組みづくりについて
「仕組みづくり」とは何をするのか、今考えていることをお伝えします。
それは、がん患者さんにとって有用でなくてはならない「道具(ツール)づくり」。
具体的にはブログのようなメディア、アプリケーションなどをつくります。
そして誰ひとりとして孤独にならない「居場所」。
ホームページ上にリラックスできるようなコンテンツ、イベントなどを考えています。
まだ漠然としたイメージしかありませんが、これから試行錯誤しながらサービスを磨いていく予定です。
おわりに
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも変わらず、ご支援いただけますと幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします!
にしかわ@がん患者さんのためのパーソナル薬剤師
コメント
コメント一覧 (2件)
応援します^ ^頑張って下さい♪😁
イベントなど参加出来たらいいな!と願いつつ経過観察頑張っていきます。
れいちんさん
いつも応援ありがとうございます。
イベントもまだ企画段階ですが、開催する際にはTwitterでも告知させていただきますね(^^)
今後ともよろしくお願いいたします。