がん治療における副作用や服薬状況の変化は、診察室や薬局のカウンターでは見えない「日々の暮らし」の中にこそ存在しています。しかし、多くの患者さんが「うまく伝えられないまま我慢し、症状が重篤化してしまう」という課題が、医療現場には常にありました。
ribbonsは、がん専門薬剤師(一般社団法人日本医療薬学会認定)が監修し、その“伝えきれなかった声”を科学的根拠(エビデンス)に基づいたケアへと繋ぐために開発されました。患者さんが入力した日常の記録は、 国際的な評価基準であるCTCAEに基づき自動でグラフ化・AI要約され、薬剤師が副作用のGradeを瞬時に把握できる環境を整えます。
この情報の可視化は、根拠に基づいた適切な受診勧奨や支持療法の提案を可能にするだけでなく、医師への報告に必要な情報の抽出を劇的に効率化します。蓄積された客観的なデータは、 質の高いトレーシングレポート作成を強力にバックアップし、 特定薬剤管理指導加算の算定要件を充足するだけでなく、 医師との強固な信頼関係、いわゆる「薬薬連携」の構築を支援します。
多忙な日常業務を圧迫することなくICTを活用して情報を収集することで、これまで情報収集に費やしていた時間を「患者さんと向き合い、専門知識を活かして支える時間」へとシフトさせ、薬剤師本来の職能を最大限に発揮します。本サービスは、がん専門薬剤師としての実務経験を持つ開発者が、現場の課題と真摯に向き合い、「薬剤師が最も価値を発揮できるインフラ」を目指して企画・監修しています。